Intel・AMDのCPU型番の語尾の意味まとめ

新型のデスクトップPC導入で迷ったのが,Core-i7同士の性能比較です.
既に100種類を超えたので分かりにくいですよね.

そこで,CPU型番の語尾(Core-i5 3570Kなら,K)の意味をまとめてみました.

Intel (Desktop) K S T X
Intel (Mobile) M QM XM U L
Intel (Common / old) Q LM UM P G
AMD e BE T

語尾のアルファベットの意味

K

オーバークロック(クロック数の最大倍率をユーザーが自由に変更できる)モデル。
簡単に言うと,特殊な方法で.CPUの性能を自分で調整できます.

S

低電圧版。 ベースモデルよりも性能を抑え、発熱や消費電力を減らしています。
放熱性能の弱い,スリムPCに使われることが多いです.

T

超低電圧版.Sよりも更に低電圧です.
あまり使われませんが,省エネ・低発熱が必要なPCに採用されます.

X

Extreme Editionの略。 以前のEEと同じです。
フラッグシップモデルのCPU で、高性能・高価格です.

M

Mobileの略です。 ラップトップ(一般的なノートPC)に使われます.
デスクトップ版CPU より低電圧で、低発熱・低消費電力です.性能は低めで、コアの数も少ない場合が多いです。目安として,同クロック・同コア数でもデスクトップ版と比べると,6~8割程度の性能と考えておくと良いと思います.
ただし,Core-i7 2000番台では,下一桁が

  • 0 ⇒通常版
  • 9 ⇒低電圧版
  • 7 ⇒超低電圧版

という意味になっています.

QM

Quad Core Mobileの略です.Quad Core(4コア)で,ラップトップ向けです.
2013年時点では Core i7 のみ。

XM

Extreme(最上級)なモバイル用 CPU という意味です。
ラップトップ版フラグシップモデルです。

L

モバイル向けの低電圧版.
TDP 12-19Wが,Lを付与される条件です.

U

for Ultrabookの略です。 超低電圧版で、超低発熱・超低消費電力です。
性能はかなり低いものの、軽量・薄型・長時間駆動が求められるウルトラブックには必要です。
TDP 11.9W以下というのが,Uが付与される条件です.
デスクトップ版ならTDP95W,ラップトップではTDP35Wが一般的なことを考えると,とても省エネですよね.

(Q)

クアッドコア(4コア)であることを表していたものです。
最近は,あまり使われません.

LM

Low voltageの略.少し前のモデルで使われていた「モバイル用の低電圧版」を表す記号。
最新モデルでは型番の数字の下一桁の 9 で表されます。(Core i7-2649M など)

UM

Ultra low voltage.少し前のモデルで使われていた「モバイル用の超低電圧版」。
最新モデルでは型番の数字の下一桁の 7 で表されます。(Core i7-2637M など)

E

最近はデスクトップ向けで,”デュアルコア”かつ”TDP 55W以上”というのが基準です.
以前は,追加型、ソケット形状の変更を示していました。

e

AMD.(Phenom II 910e など)
AMD の CPU で「低電圧版」を表す記号です。 Intel CPUのSと同じ意味です。

BE

AMD.(Phenom II 1100T BE など)
Black Editionの略です。 Intel CPUのKと同じ意味です。

T

AMD.(Phenom II 1075T など)
6コア(ヘキサコア)の意味です.Intelには,仮想ヘキサコアのCPUしかないので,Intelには同じ意味を持つ記号はありません.

P

2種類の意味(どちらか)があります.

  1. モバイル向けの低電圧版.
    TDP 20-29 W がPを付与される条件です.
  2. 内蔵グラフィック機能を取り除いていたCPU
    特殊なため,ごく僅かです.

G

Ivy世代(2012年)などの PentiumやCeleronについています。
Graphicalの略で、CPU内蔵グラフィックを強調するために付けられています。

ころころ変わる上に,組み合わされて使われるので分かりにくいですよね.

詳しく知りたい場合は,Intel本社(英語)サイトを読むと載っていますよ.

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